はなとねの想いとこだわりが詰まった石けん、「はなとね石けん」のお話です。
滋賀県、近江八幡。
琵琶湖東岸にある古い街で、「はなとね石けん」は生まれました。
旧市街地内には築200年の歴史のある酒蔵跡があり、当時お酒づくりにも使われていた長い歴史をふくんだ綺麗な天然の湧き水から、石けんづくりのプロジェクトがスタートしました。
湧き水とくれば…ということで、米どころでもある滋賀の岡村本家・金亀酒造さんに酒粕と無農薬米ぬかを用いたく提供していただきました。
また、石けんは無香の状態でも、天然の素材を使用することでやさしい素材の香りは微かにするものの、やはり香りでリラックスできるのも確かです。その為、ほのかな香りをつけてます。 近江おごとハーブガーデンさんにも無農薬米ぬか、天然ハーブを提供してもらいました。
この近江八幡で開催されている「近江八幡マルシェ RAKUICHI(らくいち)」というイベントがあります。
先ほど紹介しました酒蔵跡などを会場に、界隈のカフェや食堂、雑貨屋などの店舗が出店する、人気のマルシェ(市場)イベントです。
このイベントがきっかけになり、酒蔵の湧き水を使ってまちおこしができないかと、クラウドファンディングに挑戦して考えられたのが、この「はなとね石けん」です。
開発の中心となった当店のマネージャー自身も日常的に手荒れに悩んだ経験があり、「はなとね」の商品は「肌に優しい、低刺激で高保湿」であることを第一に目指して作られています。
こだわりの素地材
「はなとね石けん」に使われている素材は、肌に優しいことはもちろん、地球環境にも優しく、そして「地元の素材を活かす」ことを考えて選ばれた素材です。
石けん全体の90%以上を占める「石けん素地」は、良質で、素材が本来持つ肌へのさまざまな効用を活かせるように考えられています。
石けん素地の原料は植物オイル。植物オイルの種類によって石けんの個性は変わってきますので、品質や組み合わせにもこだわって製造しています。
また、合成界面活性剤、合成香料、防腐剤は使用していません。肌に直接触れるものだから、安心できるものづくりを大切にしています。
酒粕エキス・無農薬米ぬか・米油
酒粕は栄養価の高い美容成分を豊富に含んでいます。
保湿力に優れ、肌の新陳代謝を促進する働きがあり、シミやソバカスの原因であるメラニンの生成を抑え、しみやそばかすを防ぐ効果があります。
米ぬかは玄米の外側の部分で、白米に精米したときに出る、胚芽や果皮のことです。米ぬかにはγ-オリザノールは米ぬかにしか含まれないという、エイジングケア成分が含まれています。お肌に潤いを与えながら、汚れを落とします。
使い心地にも配慮を
たとえば妊娠中のかたなど、化粧品などの「香り」に敏感な方、苦手な方のことを考え、配慮しました。
通常、化粧品には合成香料や、天然の香りとして精油が使われますが、「はなとね石けん」には精油ではなくハーブティーがつかわれています。
化粧品の香りを楽しみたいかた、化粧品特有の香りが苦手なかた、どちらにもお使いいただけるとうれしいです。
素材のよさを壊さないコールドプロセス製法
千年以上の歴史をもつコールドプロセス製法は、熱を使わず、低温でじっくり製造する省エネルギーな製法です。
原料となる高品質な植物オイル等の有用成分を壊すことなく、そのまま石鹸に閉じ込めることができます。
製品完成までに約40日間もかかる製法ですが、保湿成分である天然のグリセリンを豊富に含む、お肌にやさしい極上の石鹸をつくり出すことができます。